アディダスの森 アディダス ワールドカップ公式球の歴史

アディダスが提供するワールドカップの公式球というと、アジア初のワールドカップ開催となった2002年日韓大会の時に登場した「FEVERNOVA」が記憶に新しいと思いますが、実は1970年のメキシコ大会から11大会連続で公式試合球を提供しています

ユニフォームやスパイクと言った用具もそうですが、サッカーのボールも数多くのメーカーから出ている中で、ワールドカップの公式球に11大会連続で選ばれるというのはアディダスのボールの性能がいいことの証明だと思います。

アディダスの公式球は単に「ボール」というだけではなく、その大会もしくはその時の技術を象徴するようなネーミングがついています。そこで、1970年以降の大会名とボールのネーミングを見てみまaす。

ワールドカップ大会名とアディダスの公式球

1970年:メキシコ大会「TELSTER」
TELSTERアディダス初のワールドカップ公式球はメキシコ大会から。
この大会はカルロス・アウベス擁するブラジルが優勝。
1974年:西ドイツ大会「TELSTERDURLAST」
TELSTERDURLASTアディダス2つ目のワールドカップ公式球が「TELSTERDURLAST」。
この大会はベッケンバウワー、ゲルト・ミュラー擁する西ドイツが開催国の意地もあり優勝。
1978年:アルゼンチン大会「TANGO」
TANGOアディダス「TANGO」が初披露となったのが、このアルゼンチン大会。
そしてこの大会では開催国アルゼンチンが初優勝を飾りました。
1982年:スペイン大会「TANGO」
TANGO2大会連続で「TANGO」が採用されましたが、この「TANGO」がアディダス最後の天然皮革製ボールとなっています。
この大会はMVP、得点王の2冠を達成したロッシの活躍でイタリアが優勝。
1986年:メキシコ大会「TANGO」
TANGOアディダス初の人工皮革・耐水性TANGOが登場。デザインもメキシコ大会に合わせてアステカ調になっています。
この大会ではディエゴ・マラドーナを擁するアルゼンチンが優勝。
1990年:イタリア大会「ETRUSCO UNICO」
ETRUSCO UNICO3大会続いたTANGOに変わって「ETRUSCO UNICO」が登場。
大会は日本での監督経験もあるリトバルスキーらの活躍で、西ドイツが優勝。監督を勤めたベッケンバウワーは選手、監督の両方で優勝を経験。
1994年:アメリカ大会「QUESTRA」
QUESTRAアメリカ初のワールドカップで公式球になったのが「QUESTRA」。
大会はワールドカップ初となるPKまでもつれ込んだが、ブラジルがイタリア勝利し優勝。
1998年:フランス大会「TRICOLORE」
TRICOLOREフランス大会に合わせて国旗の色を称えるカラーリングの「TRICOLORE」を採用。ワールドカップ公式球で初めて色が付いたボールです。
大会はジダンの活躍で開催国フランスが優勝。
2002年:日韓大会「FEVERNOVA」
FEVERNOVA初のアジア大会のためにまったく新しいボール「FEVERNOVA」が誕生。ここからボールの進化が始まったと言えます。
共同開催国・韓国の躍進もありましたが、大会は8ゴールをあげ得点王にもなったロナウドの活躍でブラジルが優勝。
2006年:ドイツ大会「TEAMGEIST」
TEAMGEIST14枚パネルデザインを融合させた最先端のボール「TEAMGEIST」が登場。空気抵抗が少なくなったため無回転シュートの威力が増すことに。
決勝はまたPK戦を戦うことになったイタリアが競り勝ち優勝。
2010年:南アフリカ大会「JABULANI(ジャブラニ)」
JABULANIアフリカ大陸初開催となる南アフリカ大会では、南アフリカの公用語の数に合わせたカラーリングと8枚パネルで仕上げた最先端のボール「JABLANI(ジャブラニ)」を投入。
より空気抵抗が少なくなったこのボールがどう影響するのかは大会が始まってからのお楽しみです。

adidas ジャブラニ 2010W杯公式試合球

こうみると、TANGOが3大会連続使われているのが目立ちますね・・・でも同じTANGOでも1978年、1982年は天然皮革を使用していて、1986年からは人工皮革に変わっていて素材の進化があったようです。

ちなみに、デザインというかパーツの構成としては五角形と六角形の組み合わせが2002年まで使われていて、2006年の「TEAMGEIST」で始めてそのデザインに変化がありました。

※JABLANI(ジャブラニ)でも、レプリカは五角形と六角形の組み合わせです。

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